徳島大学人と地域共創センター鈴木尚子准教授は、認知症についてわかりやすく伝える創作絵本の出版等を目的としたクラウドファンディング「認知症にやさしい地域づくりへ―創作絵本等から支え合いの輪を広げたい」を実施しています。
現在わが国では、認知症の人と軽度認知障害の人を合わせると、1,000万人以上に上ると指摘されています。こうしたなか、認知症について正しく知り、地域で暮らす一人ひとりが助け合える社会を実現することが求められています。しかし、一般に、人びとは自身の認知症予防への関心は高いものの、地域社会で認知症の人をどのように支えていくべきかについて考える機会は十分にありません。
そこで、鈴木准教授は数年前から市民有志とともに、高齢化や認知症について、市民目線でともに考え支え合うためのセミナーや教育プログラムを実施してきました。
この鈴木准教授の経験を活かし、認知症の人の気持ちや周囲の人の適切な関わり方を創作絵本として出版することで、実際に認知症の人に対して、家庭や地域でどのように助けてあげることが望ましいのか、子どもでも理解できる目線から国民に伝え、日本社会の抱える課題の一つに貢献していきたいと考えています。
多くの皆さまのご賛同とご支援をお待ちしています。
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